感情を一切交えず
内容を整理する
次に、相手のリズムを崩しにかかります。相手の長文メールから感情的な言葉をそぎ落とし、事実関係だけを復唱しましょう。「今回ご指摘いただいたのは、○○という件で間違いありませんか?」と問いかけるのです。
相手は感情が先走るあまり、伝えたいことが整理できていません。感じのいい人は、とっ散らかった相手のメッセージを整理してあげる余裕があります。
自分の主張を、第三者視点のように客観的に聞かされると、相手はハッとして冷静になる瞬間が生まれます。「打ち負かしてやろう」とフンフン言っていた相手の鼻息も、スンッと落ち着くことになるでしょう。
この場合、こちらの感情を一切交えず、淡々と事実だけを並べることがポイントです。相手の言葉を丁寧に整理する行為は、「あなたの話をきちんと聞いていますよ」というメッセージにもなります。冷静さそのものが、最大の反撃になります。
「今、もっとも優先すべきことは?」
建設的な議論に誘導する
最後に、相手の目的に切り込みます。こちらが議論の主導権を握り、話を仕切り直していくのです。「現状を整理したいのですが、今、もっとも優先すべきことは何でしょうか?」と質問を投げかけましょう。
そもそもメールは本来、業務を円滑に進めるためのツールで、誰かを攻撃するためのものではありません。相手の攻撃的な思考を強制的に切り替えて、建設的な議論へと誘導していきましょう。
感じのいい人は、どんな嫌なヤツでも敵認定しません。同じゴールへ向かうパートナーであると考えています。「状況をより良くしよう」というゴールを共有すれば、相手の攻撃的な姿勢は自然と和らいでいきます。
感情論に終始していた会話をリセットし、前向きな議論に目的を置く。仮に、あなたへの攻撃が目的だった場合、「なんだこいつ、つまんないやつだ」と諦め、メールの回数も減っていくでしょう。
感情的な言葉に乗せられず
誠実に向き合うことがポイント
開いた瞬間に背筋がゾッとする高圧的なメール。これに振り回されるのは、今日で終わりにしましょう。感じのいい人は、相手の言いなりになるのではなく、あくまで建設的な関係を築くために、前向きに考えます。
繰り返しになりますが、メールは業務を円滑に進めるためのツールであり、相手をタコ殴りにするためのものではありません。あなたをサンドバックにしようとするメールがきたら、上記の3ステップを実践してみてください。相手のペースを崩し、良い成果を生み出していくことが大切です。
感情的な言葉に乗せられず、冷静に、そして誠実に向き合うことこそが「感じのいい人」の流儀です。







