「何度言ったらわかるの!」と、わが子の同じ間違いにイライラしていませんか? 実は、言葉の論理的な説明だけでは子どもの脳に「正しいやり方」は伝わりません。勉強のつまずきを突破するカギは、東大生も実践した書道の教え方にありました。答えではなく「思考のプロセス」を隣で一緒に体験させる、親子の“二人羽織”学習法とは? 子どもの成績がみるみる上がる驚きの伴走術を紹介します。
Photo: Adobe Stock
【勉強法】「何度言ったらわかるの!」と叱る前に
東大生が教える“二人羽織”学習法
「何度解説しても、子どもが同じ間違いを繰り返す……」と頭を抱える親御さんは多いのではないでしょうか? 実は、勉強において「言葉で論理的に説明するだけ」では、根本的な解決にならないことが多々あります。
言葉の説明だけでは「正しいやり方」は伝わらない
勉強のつまずきは、スポーツや習い事の壁とよく似ています。次のようなエピソードがあります。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法』より
勉強でも同じことが起きています。問題集の解説を読ませたり、親が「ここはこう考えるんでしょ」と口で説明したりしても、そもそも「正しい頭の使い方」が分かっていない子どもには、なかなかピンとこないものなのです。
答えではなく「プロセス」を一緒に体験させる
では、どうすれば壁を突破できるのでしょうか? 書道の先生が取ったアプローチが、大きなヒントになります。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法』より
これは、家庭学習における親のサポートにそのまま応用できます。子どもが伸び悩んでいるときは、向かい合って一方的に教えるのではなく、隣に座って「二人羽織」のように伴走してみてください。
「ここでこう考えるんだよ」と一緒に問題文をなぞり、「今、こういう風に思い込んじゃったよね?」と、子どもの間違えた思考のクセを客観的に示してあげるのです。
「思考の型」が定着すれば、成績はみるみる上がる
このような密接な伴走を繰り返すことで、子どもに確かな変化が訪れます。
――『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法』より
勉強における「基礎」とは、単なる知識の暗記ではなく、この「正しい頭の動かし方」を体感することです。子どもが「わからない」と立ち止まっているときは、突き放して口で説明するのではなく、一度ピタリと寄り添い、一緒に解くプロセスを体験させるサポートを試してみてください。
※本稿は、『成績アップは「国語」で決まる! 偏差値45からの東大合格「完全独学★勉強法」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。








