史上最大級のIPO(新規株式公開)として世界中の注目を集めるスペースX。そのインパクトについては「『史上最大IPO』イーロン・マスクのスペースX上場の衝撃 日本の個人投資家もIPOに参加できる!?」でもお伝えしたとおりだ。2026年5月27日に有価証券届出書が提出され、日本国内では、みずほ証券、楽天証券、SBI証券の3社がスペースXのIPOを取り扱う見通しで固まった。スペースXのIPOで幹事証券の一角を担う米国みずほ証券が、この3社に日本での販売を委託する形だ。超大型の米国IPOに、日本の個人投資家が上場前から参加できる、きわめて珍しいチャンス! 2026年5月28日時点で判明しているスペースXのIPOの情報をまとめた。(今村光博、ダイヤモンド・ザイ編集部)

※本記事の内容は2026年5月28日時点。IPOのスケジュールや申込条件などは各社の発表に基づくが、今後変更される可能性がある。申し込みの際は、各証券会社の最新情報を要確認。

いま口座がなくても大丈夫!
スペースXのIPOにはまだ間に合う

Photo:SpaceXPhoto:SpaceX

 2026年5月28日現在、スペースXは6月12日の上場が見込まれている。日本での取り扱いを担うのは、みずほ証券、楽天証券、SBI証券の3社となる見通しだ。

 まず、最大の窓口になる可能性があるのがみずほ証券だ。日本における中心的な販売窓口になると見られている。ただし、みずほ証券については取り扱う方針は報道されているが、申込条件や対象口座、スケジュールといった具体的な内容は、本記事の執筆時点ではまだ発表されていない。

 一方、すでに申込条件を明らかにしているのが楽天証券とSBI証券だ。両社とも、米国株のIPOを取り扱うのは今回が初めて。2社揃ってスペースXで“米国株IPOデビュー”を飾ることになるわけで、それだけこのIPOが日本の証券業界にとっても特別な案件であることがうかがえる。

 ただし、同じ会社のIPOでも、両社では申し込みの条件が異なっている点に注意が必要だ。両社の最大の違いは、決済通貨にある。楽天証券は円貨決済のみで、わざわざ米ドルを用意する必要がない。申し込めるのは楽天証券に総合口座を持っている人で、未成年口座でも申し込める。これは、2000年12月以降に総合口座を開設していれば、外国証券口座もあわせて開設されているからだ。

 対してSBI証券は、米ドル決済のみとなり、申し込み前にあらかじめ米ドルを用意しておく必要がある。また、総合口座とは別に、外国株式取引口座を開設しておくことが必須だ。ただし、すでに総合口座を持っていれば、外国株式取引口座の開設は最短1分で完了する(システムメンテナンス等により時間がかかる場合もある)。

 両社に口座を持っていない場合でも、ネットやスマホからの申し込みなら、最短で翌営業日に口座開設が完了する。楽天証券は総合口座を開設すれば自動的に外国証券口座も開設され、SBI証券もWEBで証券口座を申し込めば、外国株式取引口座が自動的に開設される。