「やりたいこと」「やるべきこと」全部やっても、消耗せずにエネルギーがどんどんわいてくる!
「体」「時間」「環境」「思考」「心」「人間関係」の具体的な習慣術を書いた、タスクにあふれる現代人のための人生コンディショニングの書『ととのえる。ー超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術ー』(川田直樹著・ダイヤモンド社刊)が話題です。
本書から、抜粋・編集して、記事を紹介していきます。

いつも時間に追われる人がやっているNG思考・ワースト1とは?Photo: Adobe Stock

すべての判断と後悔を3秒で終わらせる!

決断に時間がかかってしまう」「終わったことをいつまでも悩んでしまう」。そんな自分に疲れを感じている人は多いと思います。

 その状態から脱却し、自分らしい時間を手に入れるための最短の方法は「すべての判断と後悔を3秒で終わらせる」というルールを課すことです。

 これは、僕たちのエネルギーを奪う大きな要因として「過去への執着」と「決断の先延ばし」があるからです。たとえば、物事がうまくいかなかったとき、未来に向けた再発防止策を練る「反省」は建設的ですが、「ああすればよかった」と過去を引きずる「後悔」は、ただエネルギーを停滞させるだけに過ぎません。

 起きてしまった過去にエネルギーを浪費するのをやめ、わずか3秒で「よし、次!」と思考を切り替える潔さこそが、次のチャンスをつかむことにつながります。

「即断即決はミスを招く」と不安に思うかもしれませんが、僕の場合、実は問いを投げかけられた瞬間に、脳内ではすでに「答え」が出ていることが多いのです。その後の時間は、多くの場合、出した答えを正当化するための理由探しだったりします。一度、これまでの自分を振り返ってみてください。

 直感で選んだ答えと、1週間悩み抜いて出した答えに、ほとんど差がないことに気づくかもしれません。そうであればスピードを優先して次へ進むほうが、自分にとっても周囲にとってもメリットは最大化されます。

「3秒で決める実験」をしてみよう

 よく「忙しくて時間がない」と言う人がいますが、厳しい言い方をすれば、それは「自分をコントロールすることを放棄している」という宣言と同じです。

 その元凶は、こうした小さな「判断の保留」が積み重なった結果、脳のメモリを使い果たしていることにあります。思考をズルズル長引かせない。タスクをためない。判断のスピードを上げていく。この「ととのったマインド」があれば、誰にでも自由な時間は生まれます。まずは日常の些細な選択から、「3秒で決める実験」を始めてみてください。

※本記事は、川田直樹著『ととのえる。 ー超忙しくてもいつもご機嫌な人の習慣術ー』(ダイヤモンド社刊)から、抜粋・編集したものです。