私たちが「スマホを見る時間」は、平均で14年以上。
そんな衝撃的な事実とともに、「時間が溶けていく毎日」から抜け出す方法を示した1冊が『脱スマホ術』です。
著者・戸田大介さんは、500万ダウンロード突破の国内No.1集中アプリの開発者。開発者だからこそ気付ける意外な事実と、スマホとのよい付き合い方を紹介します。

【衝撃】スマホで溶ける時間は人生で14年…控えめに見積もっても驚きの計算結果

控えめに見て、毎日のスマホ時間は平均5時間

「自分は毎日こんなにスマホを見ていたのか……」

 ご自身のスマホの利用時間を確認してもらうと、かなりの方がおどろかれます。

 1日あたりのスマホ時間は少ない人で3時間、多い人だと8時間を超えます。

 平均的な人でも、5時間を超えるのが実態です。

【衝撃】スマホで溶ける時間は人生で14年…控えめに見積もっても驚きの計算結果

 実はこの5時間という数字でも、誇大広告にならないように、かなり控えめに出しています。

 たとえば「Mikke 生活者実態調査プロジェクト」の調査によると、スマホの平均利用時間は6時間58分にものぼります。

 正しくスクリーンタイムのデータを提出できた人のデータなので、もうすこしデジタルが苦手な方なども含めると多少は下がるでしょうが、それでもかなり少なく見積もっても、5時間を超えるのはほぼ間違いなさそうです。

一生で換算すると

 これを一生に換算します。

 15歳でスマホを持ち、平均寿命の84歳までの69年間、毎日5時間スマホを見るとすると、合計時間は14.4年(12万5925時間)。

 平均的な人でも一生のうち14年以上、じっとスマホを見て過ごす計算になります。

 しかしここでもやはり条件は、控えめにしています。

 ここではスマホを持つ年齢を15歳としていますが、NTTドコモモバイル社会研究所の2025年11月調査では、スマホ所有開始年齢の平均は全体で10.2歳だそうです。

 また、社会人は仕事での拘束時間がありますが、リタイア後ではさらに自由時間が生まれ、スマホ時間が伸びる可能性もあります。

 もちろん他にも人によって考えられる条件はいろいろあるでしょうが、上記のような要素を考慮すると、「スマホ時代に生まれた人は、死ぬまでに14年をスマホに費やす」というのは、決して大袈裟ではないのではないでしょうか。

でも、かんたんに減らせる。

 ですが、

「流石に見すぎかなあ」

 と後悔してしまう方には、スマホ時間を減らす方法があります。

 たとえば「動画の自動再生のオフ」。

 YouTubeやNetflixなどで動画が終わるまえに、つぎの動画が流れてくる「自動再生」の仕様は、設定でオフにできます。

 それだけでNetflixの利用時間が1日約21分減った、という調査があるんです。Netflixだけでその時間なので、YouTubeなどのほかのサイトも合わせると、これだけで1時間近く減る人もいると思います。

 このような手法はいくつもあるので、スマホ時間を減らし、自分の時間を大量に捻出することは、決してむずかしいことではありません。

 あなたはご自身のスマホ時間について、どう思いますか?

【衝撃】スマホで溶ける時間は人生で14年…控えめに見積もっても驚きの計算結果

戸田大介(とだ・だいすけ)
山形県出身。新卒で電通アイソバー(現・電通デジタル)に入社。データアナリストとして勤務したのち、bondavi株式会社を創業。データと行動科学の知見をもとに、人の前向きな行動を引き出すアプリの開発に取りくむ。全アプリを広告なし・無償で提供し、ユーザー任意の寄付により運営している。『継続する技術』『集中』は国内有数のヒットとなり、累計ダウンロード数は1000万を超える。著書『脱スマホ術』『継続する技術』。