ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が中国の習近平国家主席に対し、臓器を交換することで人間は不老不死を達成できるかもしれないと話したのをマイクに拾われた時、このやり取りを老いた強権指導者たちの奇妙な雑談として一蹴する人もいた。実際には、プーチン氏は昨年9月の北京での軍事パレードにおける会話の中で、ロシア政府が支援する長寿への取り組みについて説明していたとみられる。この取り組みは同国の主要な科学プロジェクトの一つとなっている。ジェフ・ベゾス氏、サム・アルトマン氏、ピーター・ティール氏といった米シリコンバレーの億万長者たちと同様に、プーチン氏は長年にわたり抗老化(アンチエイジング)研究に強い関心を寄せてきた。だがロシアでは、衰えを食い止めようとするプーチン氏の取り組みは今や国家の優先事項となっており、その手法は臓器プリンティング、ミニブタの活用、体を極低温にさらす治療など、広範囲に及んでいる。
「不老」追い求めるプーチン氏、4兆円投入の内幕
ミニブタや臓器プリンティング、極低温療法から遺伝学まで、プーチン氏は抗老化研究を政府の優先課題にしてきた
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