米国とイランの戦争が始まった当初、オマーン当局者らはイラン政府との秘密裏の連絡経路を急いで確立した。アラブ諸国当局者によると、この動きは湾岸諸国が飛行回廊を再開する一助となった。これはオマーン政府が紛争において厳格な中立を保ったことで実現した外交的成果だった。しかし3カ月後、この中立的姿勢が裏目に出始めている。米国政府は、イランに対するオマーンの対応を米国に敵対的なものと解釈するようになっており、米国およびアラブ諸国の当局者によると、オマーンに対していずれかの側につき、イランとの外交関係を断絶するよう迫っている。別の米国当局者によると、ここ数日間トランプ政権は、オマーンがイランとともに戦略的要衝であるホルムズ海峡で船舶に通行料を課す計画を立てているとの新たな情報評価を受け、オマーンに対して制裁、さらには爆撃まで辞さないと脅している。オマーンはそのような計画があることを繰り返し否定している。