「ついヤバいと言ってしまう」「自分の考えをうまく言葉にできない…」
言いたいことがないワケではないのに、うまく言葉にできない。あなたにも、そんな悩みはありませんか?
小学校から企業研修、さらには少年院まで、さまざまな現場で教えてきた小説家が教える、世界一やさしい「言語化」にまつわる授業。知ってしまえば、今は語彙力ゼロでも、話し下手でも、「自分の言葉」でちゃんと話せるようになれてしまう!
本記事では、子どもも読めて、大人に刺さる『小学生でもできる言語化』から、著者の田丸雅智氏にヒントをうかがった。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

【ぶっちゃけ】「言語化」や「話し方」よりも、「必要な力」とは?Photo: Adobe Stock

Q. 「言語化力」より必要な力はありますか?

――近年、特に「言語化ブーム」ですよね。『小学生でもできる言語化』には、言語化できてこそ、「言語化しない」という手段も選べるようになるというページもあります。田丸さんは、言語化力が必要なのは前提として、他に必要な力はあると思いますか?

「言語化だけ」では伝わらないことも

田丸雅智氏(以下、田丸)言語化と並ぶ力として、ビジュアル化する力はいろいろな場面で役に立つと思います。

 図にする、絵にする、動画にする。

 視覚的なものは一目で分かるので、直感的にパッと伝わりやすいですよね。

 言語化ももちろん大切です。

 ただ、言葉は万能ではありません。限界もあります。

 実際、『小学生でもできる言語化』にも、図やイラストをたくさん入れていますが、言語化の本だからといってテキストばかりになってしまうと、特にこれから言葉の世界に足を踏み入れようとしている方にとっては苦痛が大きくなってしまうのではないかと思います。

 だからこそ、言葉で伝える力と、ビジュアルで伝える力の両方があると、かなり強いのではないかと思っています。

 ちなみに、『小学生でもできる言語化』の「言語化の3つのステップ」などの一部の図は、ぼく自身が簡単に描いたものをイラストレーターさんにお渡しして仕上げていただきました。

 ぼくの場合、ビジュアル化の力は高校の数学で得たものが大きかったように思っています。

(本記事は、田丸雅智著『小学生でもできる言語化』の著者インタビューです。)