写真はイメージです Photo:PIXTA
定年が近づくと、たいていの人間は、同じ思いを抱く。「定年後、何をすればいいのか」。やりたいことが思い浮かばず、漠然とした不安がつのるばかりだ。しかし、これまで数多くのビジネスパーソンを見てきた筆者によれば、それは杞憂だという。長い会社人生を送ってきた中高年には、これからの人生を動かす、あるエネルギーが眠っているのだ。※本稿は、大塚 寿『定年5年前からの「やってはいけない」 1万人の体験談からわかった「後悔しない会社人生の終え方」』(PHP研究所)の一部を抜粋・編集したものです。
定年後も「すべきこと」を
探してしまう理由とは
定年後に「やりたいこと」がある人はいいのですが、「特にやりたいことがない」という人たちはどうすればよいでしょう。
「何をすればいいのかイメージがわかない」「今の組織を離れ、どう生きていったらいいのかわからない」、はたまた「何もしたくない」などの“定年迷子”になることは避けたいです。なにせ誰も指示も命令もしてくれないのですから。
「定年後」のセカンドライフは、多くの義務や責任から解放された、いわば自分へのご褒美の期間だと思います。
それにもかかわらず、現役時代と同じ発想で、年金の不足分をなんとか稼がなければと、やりたくもない仕事を安い賃金でするのは本意ですか?それは残念な老後ではありませんか?
できれば、現役時代にしみついた「すべきこと」という考え方から解放され、これまでの人生でやり残したこと、「やりたかったこと」に時間を費やすほうが張り合いのある毎日を過ごせるのではないでしょうか?







