仕事のキャパが10倍になった
悩む時間が圧倒的に減った
そんな感想が届いているのが、木下勝寿氏のベストセラー『時間最短化、成果最大化の法則』『「悩まない人」の考え方』『売上最小化、利益最大化の法則』『チームX』の4部作だ。
なかでも「【ピッパの法則】が使える!」という感動の声とともに、ニトリ似鳥会長や食べチョク秋元代表から「ビジネスパーソンが一番読むべき一冊」と絶賛されているのが、『時間最短化、成果最大化の法則』だ。今回はライターの樺山美夏氏に、読者にすぐ役立つ視点から本書を鋭く読み解いてもらおう。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)

入社1年目で結果を出す人が当たり前にやっていること・ベスト1Photo: Adobe Stock

入社1年目社員の「普通じゃない」一言

先日、取材でお会いしたある経営者から耳を疑うような話を聞いた。
その会社に入社1年目の社員が、チームリーダーをしのぐ営業成績を上げているというのだ。

興味を持った私は、その社員にも取材させていただいた。
第一印象は、落ち着いた雰囲気のいたって普通の男性だった。
相手の目を見てゆっくり話す姿勢に誠実さを感じたが、驚くほどコミュニケーション力が優れているわけでも、終始笑顔でニコニコしているわけでもなかった。

ただ、話を聞いてみて、普通じゃないと思った点が1つだけある。

やったほうがいいと思ったことは、その場で即実行しています

というのだ。

わからないことは営業トップの先輩に即相談し、フィードバックをもらったらすぐ改善する。
そのように1日何回も高速でPDCAを回していたのだ。

私はライターという仕事柄、成功しているビジネスパーソンに取材する機会が多い。
彼らにはたった1つ、共通点がある。

思い立ったら即行動という姿勢だ。

「いつかやろう」
「後でじっくり考えよう」
という言葉は、成功者の辞書にはない。

なぜ成功者ほど、すぐ動けるのか?

先述した入社1年目のトップ営業マンに会って改めて納得した。

成功したから行動するのではなく、すぐ行動するから成功するのだ。

この話を、知人の30代のビジネスパーソンに伝えたところ、
「頭ではわかっているけど、なかなかできないんですよね」
と苦笑いされた。

「やったほうがいい」とわかっていても行動しないのは、「何も知らない人」と結果的には同じだ。

知識があって動けない人と、知識はなくても動ける人。
長期的に成果を出し続けるのは、間違いなく後者だ。

「やったほうがいい」とわかっているのに動けない理由

なぜ多くの人は、「やったほうがいい」とわかっていても動けないのか。

これまで多くの経営者や社員を見てきた木下勝寿さんはベストセラー『時間最短化、成果最大化の法則』で、この問いに鋭く答えている。

世の中には3種類の人がいる。
「成功する人」
「成功しそうだけれどしない人」
「成功しない人」だ。

「成功しそうだけれどしない人」は、話す内容は「成功する人」と同じだが、行動は「成功しない人」と同じ。どれだけ立派なことを話しても行動しなければ成果は出ない。
私はそれだったのだ。
一方、成功している社長はアイデアを10個思いついたら、10個実行していた。
自分は10個思いついても、せいぜい1個しか実行していなかった。
これが、当時の私のウィークポイントだった。

私はそれまで「忙しいから実行できない」と思っていた。
だが、よく考えると、社長のほうがよっぽど忙しい。
そこで成功している社長たちに「なぜすぐに行動できるのか」を聞いてみた。

ピッと思いついたらッとやるんだ。君と話していて、こんなことをやったら面白いと感じる。君が帰った瞬間にやる。それだけだ」

これが拙著『売上最小化、利益最大化の法則』の最後に書いた「ピッパの法則」だ。
やるべきことが起こったとき、後でやろう、いつかやろうではなく、その場ですぐやるか、すぐできない場合はいつやるかをその場で決める。
すると、タスクを滞らせず、次々にこなしていけるのでキャパが激増する。
――『時間最短化、成果最大化の法則』より

無意識に習慣化しているクセを修正する一冊

「やる気があるのに動けない」という自覚がある人ほど、この法則が深く刺さるのではないだろうか。

どれほど優れたアイデアや計画も、実行されなければ存在しないのと同じだ。

「忙しい」からできないという言い訳も、それが「考え方のクセ=思考アルゴリズム」になっているからだと木下さんは述べている。

しかし、無意識に習慣になっているクセというのは、自分では自覚できない。
だからこそ本書で、すぐに行動できない人を「すぐやる人の思考アルゴリズム」に修正する「黄金法則」をチェックしてみてほしい。

(本書は『時間最短化、成果最大化の法則』に関する特別投稿です)