見守る側になった時に大事なのは、できないところに注目しないこと、周りと比べてあれこれ言ったりしないことです。
「できない」より、「できる」を見るようにしてほしいです。
いい上司に共通する
部下を見る視点とは
では、本人のできることや良いところには、どうしたら気づけるのでしょう。
子どもだったら、小さいうちからいろんなことをやらせてみるといいです。
「そんなこと言ったって、やらせてみても、すぐ飽きるんです」「飽きてばかりで、つい怒ってしまいます」――。このような声が聞こえてきそうですが、飽きたら次へ、です。そして、また飽きたらその次へ。
『発達障害の私だからこそ、成功できた』(似鳥昭雄、祥伝社)
ありとあらゆる場所に、全財産をかけるつもりで連れていきましょう。動物園、遊園地、水族館、科学館、博物館、美術館、映画館、スポーツ観戦、何から何まで。一緒に巡って、「この子は何に興味を持つかな?」と粘り強く観察することです。
親子だけじゃなく、上司と部下の関係でも考えてみましょう。
私の思う「いい上司」とは、部下の短所や苦手を追及しない人。もちろん、失敗の原因は掘り下げますし、次にどうするかは一緒に考えたほうがいいです。でも、短所や苦手を直すように迫っても仕方がないでしょう。もし、そのできないことが脳の特性によるものなら、それはその人の個性であり、変えようとして変えられるものではないのです。
だから、相手のできること、良いところを見るようにする。どうしたら、それらをもっと広げていけるかを考える。営業でうまくいかないのだったら事務、事務が苦手なら開発、そんなふうに違うことをどんどん、どんどんやらせてみることです。そのうち、本人の良いところとマッチする仕事が見つかります。







