簡単に言ってしまうと、誰と会ってもニコニコしていることが大事です。明るく陽気な人の周りには、どんどん人が集まってきますから。

とにかくやってみる!
特性がプラスに働くとき

 それに大きな仕事を進める上では、私たちの特性がプラスに働くこともたくさんあります。例えば、「こうと思ったら、やってみちゃうところ」です。

 学校の勉強がよくできた頭がいい人ほど、何か思いつくのと同時に「できない理由」や「大変そうな展開」も思い浮かべてしまって、なかなか行動に移せません。石橋を叩いて渡るというか、慎重というか、臆病というか。

 でも、私はすぐにやっちゃうんですね。浮かんだアイデアは試しちゃうし、まずは取り組んじゃう。仮に出鼻を挫くじかれるようなトラブルが起きても、「なぜだろう?」と試行錯誤を繰り返して、とにかく前進しようとします。そういう勇気があるのです。

 考えてみてください。いいアイデア、いい発想、いい計画があっても、取り組まなければ成功しませんよね?それは失敗と同じじゃないですか?実際に行動に移す前だから失敗していないように見えるけど、何もしなかった分、ワクワクするような成功もないんじゃないかなと思います。

 私からは、頭のいい人ほど「やらない失敗」が多いように見えます。だけど、仲間になったら頭のいい人たちはそれぞれの得意な分野で力を発揮して、私を助けてくれました。

 役員全員に反対されたものは絶対にやるべき、というのが私の中の鉄則です。海外からの輸入や自社工場設立など、みんなに反対されながらも「やってみなければ100倍の成長はない」と突っぱねて、成功させてきました。

 役員を務める人たちは頼れる常識人です。今ある成功を1割増し、2割増しにしてくれます。でもやはり、いろんな可能性を考慮しながら進もうとするので、その動きは鈍くなりやすいところがある。その点、私は失敗した時のことではなく、うまくいってお客様が喜んでいるシーンを想像するから、思い切ったことができてしまう。