株式、債券、金、ビットコイン。投資家は、市場の全面安に見舞われ、逃げ場がほとんどない中で新たな週を迎えている。5日に発表された米雇用統計が予想を上回る強さとなったことを受け、市場は一斉に売りを浴びた。ナスダック総合指数は4.2%急落。投資家の間では、米連邦準備制度理事会(FRB)が年末までに利上げに踏み切るとの観測が急速に強まった。債券市場でも売りが膨らみ、一部の米国債利回りは2025年初頭以来の高水準を記録。これが多国籍企業や米国内中小企業の株価を押し下げたほか、金先物相場も年初来の安値圏に迫る水準まで下落した。この急落を受け、ウォール街からは今後さらに相場が荒れる可能性があるとの警告が出ている。