「もう6月も終わりか...」毎月、月末にこのように感じることはありますか? そんな人におすすめの習慣が「人日記」(ひとにっき)です。「人日記」は、「今日会った人の名前」を書く日記です。感想は一切書きません。本記事では、新刊『人日記 1日1分、会った人の名前を書く』(内山厳・著)から、月末におすすめの人日記の習慣を紹介します。
Photo: Adobe Stock
月末に「人日記」を眺めてみる
毎日、やるべきことに追われ、いろいろな人と会って話をして、気づけば1日が、1週間が、そして1ヶ月が終わっている。
それなのに、忙しさの分だけ自分が成長しているのかどうかわからない。
もし、あなたがそんなふうに感じているとしたら、ぜひ試していただきたいのが、「人日記」の3つ目の目的である「振り返り」です。
振り返りの方法も、いたってシンプルです。月末に、その月に記録した「人日記」のシートを、じっと眺めてみる。たったそれだけです。
不思議なもので、「◯◯会社の◯◯さん」という名前を目にするだけで、そのときの空気感や、自分が抱いた感情を自然と思い出すことができます。
「嗅覚」を研ぎ澄ます
振り返りの時間を設けることで、人に対する「嗅覚」が徐々に研ぎ澄まされていくことに気づくはずです。
この「嗅覚」は、なんとも説明しがたい感覚なのですが、あえて言葉にするなら、論理や理屈ではない自分自身の心の声や直感のようなものです。
「この人と会うと、なぜか疲れる」
「この案件は魅力的だけれど、何か違う気がする」
「この人いいな。もっと一緒に仕事をしてみたい」
そんなふうに感じた経験は、きっとあなたにもあるでしょう。
しかし、日々の忙しさに追われていると、心のアンテナに引っかかった小さな違和感や、自分にとって好ましい親近感さえも、スルーしてしまいがちです。
仕事の時間は、何でも頭で「やるべきことをやらなければ」と考え、次から次へと行動して、心の素直な反応にフタをしてしまう。
その結果、知らず知らずのうちにストレスを溜め込んだり、逆に自分にとって大切なご縁を見過ごしたりすることもあります。
(本記事は『人日記 1日1分、会った人の名前を書く』の抜粋記事です)








