毎日ただ仕事・家事をしているだけであっという間に1日、1週間、1カ月が過ぎている。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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できないことばかりに目を向けていませんか?
もしあなたが「できない」ことばかりに目を向けてしまうのであれば、「学習性無力感」に陥っている可能性があります。
「学習性無力感」とは、心理学者マーティン・セリグマンによって提唱された概念で「何をしてもムダだ」と感じて、努力する意欲を失ってしまう心理状態のことです。
解けない問題をやり続けると、解けるはずの問題も解けなくなる
「学習性無力感」について、こんな実験があります。
参加者に、どうやっても解けない問題を渡します。
参加者に「解くのは無理だ」と思わせたあとに、今度はやり方を変えれば必ず解ける問題を渡します。
ところが「無理だ」と学習したあとだと、あきらめたり、うまくいかないやり方を続けてしまったりする傾向が強くなるのです。
子どもでも難しい課題ばかり与えると、次に似た課題をやらせようとしても、「やりたくない」「もうやめる」と意欲低下し、あきらめるのが早くなりますよね。
「どうせやってもムダ」と思っていないか?
人が過去の経験から「できない」「どうせやってもムダ」と思っているとき、「まだ試していないアプローチ」を試すことはありません。
たとえ、「ちょっとでも挑戦すればうまくいく状況」になっていたとしても、「どうせやってもムダ」と思い、何もしないまま時間が過ぎてしまうのです。
人生が好転する考え方:「できることはできるし、できないことはできない」
私はある意味開き直ってこう考えています。
「できないことはできないから、あえてやろうとしない。できることはできるんだから、さっさとやればいい」
15年前、起業したばかりのときから同じ考えを持っていました。
はじめて大きな舞台に抜擢してもらったとき、スタッフや周囲の人たちからは「大丈夫?」「緊張しませんか」と声をかけてもらいました。
でも、私自身は「できないことはできないから大丈夫。できることはどうせできるから大丈夫」と思っていました。
「今できることしかできない」。でも、「これから成長できる」
「今コントロールできることに集中する」というのがメンタルマネジメントの大原則です。
そして、勢いがガンガン上がってきたときにはじめて、「今の自分にはできないと思う目標」を立てていきます。
「今できることに集中する」のと「今の自分にはできないと思う目標を立てる」ことは、少し矛盾しているように聞こえるかもしれません。
たしかに「今できることしかできない」。でも、「これから成長できる」わけです。
その成長していった先に、やっと手が届くくらいのものを目指す。
そうすると、必然的に成長していけるのです。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











