毎日ただ仕事・家事をしているだけであっという間に1日、1週間、1カ月が過ぎている。「私の人生、このままでいいのか?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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私たちは1日に何百、何千という選択を迫られている
私たちの1日は、選択から始まります。
目覚まし時計を止め、起きるか二度寝するか。起きたら顔を洗うか、スマホを見るか、何をするか。次は何をする? その次は?
会社に着いても選択です。
パソコンを立ち上げたら、次は何をする? 立ち上がってコーヒーをいれる? 資料を読む? 同僚と話す?
帰宅しても選択です。
服を着替える? 先にご飯を食べる? テレビをつける?
食べ物に関する決断だけでも、1日200回以上している
1日の中で、何百・何千という選択を私たちはしています。
ある研究では、食べ物に関する決断だけでも、1日に200回以上しているという結果もあるくらいです。
しかし、「選択には代償が伴っている」ということを知らない人たちがほとんど。
それは「決断疲れ」と呼ばれる、「意志力が枯渇してしまう現象」です。
ダラダラ夜更かししてしまうのは、「決断するエネルギーが残っていないから」
夜、ダラダラと夜更かしをしてしまうのは、怠惰なのではなく、1日の中で意志力を使い果たしているので、「早く風呂に入り、すぐ寝る!」という決断が困難になっているだけ。
今の時代、自分の感情や思考をコントロールすることはとても大切です。
押し寄せる通知、仕事がオフの日でもしょっちゅうメールが飛び交っています。
何が今やるべきことで、何がそうではないのか。
それを見極め、実行する。
こうしたことに「意志力」が必要です。
頭がいい人の行動ナンバー1:選択する回数を極力減らす
だから、意志力はなるべく温存させておくことが大事。
そのためにどうしたらいいか。
答えは「選択する回数を極力減らす」ことです。
「毎日のルーティン」をつくれば、選択しないですむ
スティーブ・ジョブズや、マーク・ザッカーバーグが、いつも着ている服が一緒なのは、服を選ぶことにエネルギーを使わないためです。
Amazonでは会議で使うフォーマットが決まっています。それは、会議のたびに考えるという意志力を使わないようにするためです。
つまり、選択する回数を減らすには、自分の日々の過ごし方や働き方に、「ルーティン」「マニュアル」などの「型」をつくってしまえばいいのです。
雨の日でもジョギングする経営者。その理由とは?
実際、「朝ルーティン」という名のもと、10も20もの行動をしている人たちがいますが、「朝ルーティン」という1つの流れのため、意志力を消耗しません。
私のクライアントのある経営者の方は毎朝ジョギングをしていますが、「天気を気にしてやる・やらないの判断をしたくない」そうで、雨用のジョギンググッズを揃え、雨だろうが晴れだろうが選択せず走れるようにしています。
雨の中を走るその人を、周りの人たちは「すごい意志力だ」と言うのですが、実際本人は「選択する意志力を使いたくないだけ」という理由なのです。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











