「将来、一緒に暮らしたい」
「2人のために投資しよう」
「EC(ネットショッピング)サイトを経営しよう」
「暗号資産で送金してほしい」
こうした言葉が出てきたら要注意だ。相手が本当に自分を思っているのか、それとも金銭を目的としているのか。一度スマートフォンを置き、家族や友人など第三者に相談することが、被害を防ぐ第一歩となる。
なぜ人はだまされるのか?
3つの詐欺の驚くべき共通点
ニセ警察詐欺、SNS型投資詐欺、ロマンス詐欺は、一見すると全く別の犯罪に見える。しかし、取材を通じて見えてきたのは、3つの詐欺が驚くほどよく似た構造であることだ。
入り口は、スマホへの電話やSNS広告、マッチングアプリなどさまざまだ。しかし、その後はLINEなどの閉鎖的な空間へ誘導し、警察官や投資の専門家、容姿端麗な異性など「権威や魅力のある存在」を演じながら信用を獲得。家族や友人から切り離したうえで、ネットバンキングや暗号資産、ATMなどを使って送金させるという流れが共通する。
尾崎警部は、「今の特殊詐欺は、高齢者の固定電話だけを狙う犯罪ではありません。スマホを持つすべての人がターゲットになり得ます」と警鐘を鳴らす。
【図解】スマホやSNSを使った詐欺の共通点(筆者作成) 拡大画像表示







