何もしないのに疲れている。「どうやったらもっと元気に過ごせるんだろう?」――そんなふうにふと、人生を立ち止まりたくなった人におすすめの1冊があります。書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)は、「世間から見た成功」ではなく「自分にとっての成功」を軸に、1度きりの人生を心から満足のいくものにするための1冊です。本書の発売を記念して、本書より一部抜粋・再編集して紹介します。
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いつも元気な人の習慣:疲れる前に休んでいる
気力を高く保つのにとても重要なのが、「疲れる前に休む」というスキルです。
私たちは、「疲れてから休む」クセがついています。
しかし、休んでもなかなか疲れが回復することはありません。なぜなら、「疲れるまでがんばると回復しづらい」からです。
大事なのは、「疲れないこと」より「回復できること」です。
研究でも、短い休憩や十分な睡眠を確保するだけで、疲労の蓄積や燃え尽き症候群のリスクが大幅に減ることが示されています。
「回復を優先するかどうか」は、仕事の成果以上に、あなたの心身の健全さを決定づける重要な習慣なのです。
「まだやれる」段階で休憩をはさむと回復が早い
大事なのは、「疲れる前に休む」こと。
「まだやれる」段階で、休息をはさむと、回復できるのです。
100のエネルギーの人が、1時間働き、エネルギーが80くらいまで下がる。そして10分休むと、100近くまで回復します。そして、また1時間やり、10分休む。
すると、エネルギーの低下はゆるやかになります。1日が終わるときにもエネルギーが残っています。
そうすると、今度は回復することにエネルギーが回せるため、翌朝も100でスタートできます。
疲れる前に休むから、疲れない。疲れてから休むと、回復しない。
これをしっかり覚えておきましょう。
「25分集中したら5分休む」「50分作業したら10分休む」
「ポモドーロ」という有名な時間管理術では、「25分集中したら5分休むこと」を推奨しています。
また、高パフォーマンス研究の第一人者であるブレンドン・バーチャードは、「50分作業したら10分休むこと」をすすめています。
何分作業して何分休むのがいいかは人によって異なるので、ぜひ自分のちょうどいいリズムを見つけてみてください。
何もしないよりも、もっと回復する方法とは?
ちなみに、「休む」と言っても、ただぼーっとしたり仮眠を取ったりするのではなく、「心身が本当に回復する行動」を選択すると、気分はぐっと上がります。
ある人はゴルフで元気になるし、別の人は泳ぐことでリセットされます。
絵を描くと回復する人もいれば、セミナーで新しいことを学ぶと回復する人もいます。
家族と遊ぶことでエネルギーが戻る人もいれば、美術館で静かに過ごすことで落ち着きを取り戻す人もいます。
ちなみにアインシュタインは、研究で疲れたとき、バイオリンを弾くことで注意力を回復させていたと言われています。
自分が何をすると回復するのか。
これは「セルフ・リニューアル」と呼ばれる重要なスキルです。
時間ごとに新たな気持ちで取り組めるように、しっかり回復しましょう。
(本原稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











