朝食はパンだけ、コーヒーだけ、あるいは食べずに出かける――「何を食べればいいかわからない」まま朝を過ごしている人は多い。医師が示す朝食の正解は、思っているよりずっとシンプルだ。
東京農業大学で栄養について長年研究し、医師としても活動する田中越郎氏の著書『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事術』からヒントを探る。(構成/ダイヤモンド社・林拓馬)

【医師が教える】「朝食で食べるべきもの」ベスト1Photo: Adobe Stock

朝食に必要なのは、たった3つの要素だけ

朝はバタバタしていて、しっかり朝食を準備する時間がない。
結局何を食べればいいのか、よくわからない――
そう感じている人は少なくないはずだ。
しかし著者が示す答えは、驚くほどシンプルだ。

朝食に必要なのは、「水分」「たんぱく質」「食物繊維」の3つだけ。
この3つを意識するだけで、朝食選びの迷いはほとんどなくなる。

朝食に「納豆」がおすすめの理由

朝食に必要なものは、まずは水分。そしてたんぱく質と食物繊維の3つです。
たんぱく質や食物繊維の食品が水分を含んでいれば、2つですみます。
たんぱく質の例は、牛乳・豆乳・ヨーグルト飲料、ゆで卵や納豆です。
食物繊維は野菜・果物ジュース、みかんやバナナ、そして納豆にも含まれています。
納豆はたんぱく質と食物繊維の両方を含んだすばらしい食べものです。

著者が挙げるたんぱく質の例は、牛乳・豆乳・ヨーグルト飲料、ゆで卵、納豆だ。
食物繊維の例は、野菜・果物ジュース、みかん、バナナ、そして納豆。
水分を含む食品を選べば、2つの要素で済むという点も覚えておきたい。

特に著者が高く評価しているのが納豆だ。
たんぱく質と食物繊維を両方含んでいるため、納豆ご飯だけでも、朝食の要素をかなりカバーできる。

「迷ったらこの組み合わせ」と決めておくと、朝が楽になる

朝食に時間や手間をかけられない日が続くと、
「何を食べるか」を考えること自体がストレスになる。
しかし「水分・たんぱく質・食物繊維」という3つの軸さえ覚えておけば、毎朝の選択は驚くほど簡単になる。

たとえば、ヨーグルトとバナナ。
あるいは納豆ご飯と味噌汁。
凝った料理を作る必要はなく、コンビニで揃えることもできる。
シンプルなルールを持っておくことが、朝食を続けやすくする一番のコツだ。

今日から試すなら、朝食に「たんぱく質」と「食物繊維」を一品ずつ加えることだけでいい。

(本記事は、書籍『医者が教える 栄養学的に正しい最高の食事』をもとに作成しました。本記事は、医師による診断や治療の代わりとなるものではありません。健康状態に不安がある場合は、必ず専門の医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。)