ヘルスケアの成長期待は高い!
半導体材料も豊富に扱う

富士フイルムホールディングス
(チャート提供)マネックス証券
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 次の注目株は、富士フイルムホールディングス(東証プライム・4901)。前期の営業利益は会社計画および市場予想を上ブレ。今期も半導体材料のほか、Z世代のレトロブームなどにけん引されるインスタントフォトシステム「instax」の好調が続き、6期連続最高益・17期連続増配を見込む。

 今期計画は原材料高騰を織り込んでいる上、半導体メモリーの必要量はおおよそ確保済みとされ安心感がある。想定為替レートは1ドル=150円と全体的に保守的な前提。その上で市場予想を上回る計画を期初から発表し好印象だ。

 ヘルスケア事業のバイオCDMO(医薬品開発製造受託)は、需要が旺盛な米国で稼働を早めるためのコスト増にくわえ、デンマークで一時的な稼働率低下が発生。収益性悪化が嫌気され、5月にかけて株価は調整した。ただ、2032年度まで年率10%超の高成長が続く市場で引き続き先導的な立ち位置を維持。世界シェア1、2位の製品を多くもつ医療機器は競合オリンパスを脅かす勢いで伸びており、ヘルスケアの期待は不変だ。

 期待の半導体材料も幅広いラインアップを誇る。PBRは1倍を回復したばかりと半導体・ヘルスケア関
連としては割安感が強い。3月確定の株主優待もある。

【投資スタンス】最低1年から長期を推奨

【買いの目安】200日移動平均線に近い現状水準は好機

【売りの目安】今年に入ってからのレンジ下限として意識される2900円水準を明確に下回ったら

仲村幸浩さん

◎この株を選んだのは…仲村幸浩:ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ所属の、ザイ専属のアナリスト。立教大学経済学部卒業。日本証券アナリスト協会 認定アナリスト(CMA)。証券会社や金融情報サービス会社を経て現職。マーケットアナリストとして各種メディアで活動中。高配当株、増配株など配当株の分析に定評。利回りの高さだけでなく、配当の永続性や累進性、さらに増配株のパターン分析など、独自の視点が個人投資家に人気を博す。

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