人生には「変えたいのに変えられない状況」がある。恋愛や夫婦関係もその一つだろう。「喧嘩ばかりの関係が辛い」「別れるべきかどうか」……そう悩みながら、答えを出せない人も少なくない。そんな行き詰まった状況を変えるためのアドバイスを送り続けているのが、中国の名門大学・北京大学出身の心理カウンセラー、リ・ソンウェイ氏だ。今回は、彼のもとに寄せられた夫婦関係にまつわる人生相談を紹介する。
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【相談】「喧嘩ばかりの夫婦関係に疲れました」
(※本記事は、『5%の変化――自分を変える「小さな実験」』(リ・ソンウェイ著)からの抜粋です)
助けてください。夫と喧嘩ばかりで疲れ果てました。涙も涸れてしまいました。
彼は、些細なことで機嫌を悪くし、取るに足らないことで私に当たり散らします。私が傷ついたことに気づくと、言いすぎたと謝ります。でも、しばらくするとまた同じことの繰り返しです。
以前、喧嘩の記録をつけたことがあります。8カ月間のうち、喧嘩がなかったのは2カ月だけ。毎週一度は喧嘩をしていました。
原因はさまざまですが、同じことで何度もぶつかることもあります。時には、寒い日が続いたというだけで癇癪を起こされたこともありました。でも、ほとんどは仕事の不満や苛立ちを、別の理由を見つけては私にぶつけているように思えます。
以前は、私なりに気をつけて彼を支えようとしました。落ち度がないように振る舞い、機嫌を損ねないよう努めました。けれど彼は、それは無意味だと言い、「一人になりたい」「お前は邪魔だ」とまで言うのです。
深く傷つきました。それでも気を取り直して友達と出かけると、今度は私が楽しそうにしているのが気に食わないと怒り出す始末です。
とにかく、私のすることすべてに難癖をつけます。一緒にレストランへ行っても料理を選ぶことさえ怖くなってしまい、私が食べるものもすべて彼に決めさせています。
それでも、彼にやさしい面があるのも事実です。食事を作ってくれることもありますし、趣味や考え方は似ていて話も合います。友人には、「彼女には感謝している。申し訳なく思っている。よくしてくれている」と話しているようです。
普段は穏やかなのですが、ほんの一瞬で豹変する人なので、気が気ではありません。さっきまで晴れていたのに、急に暴風雨になるような毎日です。そんな生活がもう15年も続き、悩みや不安のせいで私は胃を悪くしてしまいました。
今年、私は40歳になりました。彼がいつ爆発するのかと気を張り続ける日々に、心が休まりません。この先もずっと、尊重されていないと感じながら暮らすのかと思うと、気が遠くなります。
禁酒すると言いながらやめる気配のない彼を見ていると、アルコール依存症なのではないかと思うこともあります。
私たちは離婚すべきなのでしょうか。それとも、彼は変わることができるのでしょうか。



