【リ・ソンウェイ先生からの回答】

リ・ソンウェイ
1985年生まれ、中国・四川省出身。北京大学臨床心理学博士。2007年より北京大学校医院心理カウンセリングセンターおよび北京大学学生心理健康教育カウンセリングセンターでカウンセラーを務める。認知行動療法と家族療法が専門。現在はフリーの心理カウンセラー、作家として活動するほか、清華大学をはじめとする各大学で心理学講座を受け持ち、人気講師として名高い。著書に『5%の変化――自分を変える「小さな実験」』がある。

 あなたの相談に対して、ほとんどの方は「別れなさい」と言うでしょう。けれど、そんなに簡単に決められるのなら、ここまで悩んではいませんよね。

 大きな決断には時間が必要です。そして最終的に決められるのは、本人だけです。迷い、躊躇するのは当然のことです。

 そこで、あなたに提案があります。これは、離婚すべきかどうかの提案ではなく、離婚を検討する方法の提案です。

 試してほしいのは、「期限を決める」こと。結論を出す日を、はっきり決めてください。

 これまで何度も迷い、考え、周囲の意見も聞いてきたでしょう。決心しかけては、また揺れ戻る――そんなこともあったはずです。すでに十分な時間を費やしてきました。そろそろ、区切りを設けてもいい頃です。

 まずは、日付を決める。それは離婚を決断するよりもずっと簡単なはずです。

 決めたら、その日が来るまでじっくり考えてください。そして期日が来たら、必ず結論を出すと自分に約束するのです。

 離婚するか、しないか。その日には、どちらかを選ぶ。

 目安としては、数カ月から1年ほどをおすすめします。たとえば12月31日なら、新しい年を新たな気持ちで迎えられるでしょう。誕生日や記念日など、自分に意味のある日でも構いません。

 日付を決めたら、目立つ色のペンでカレンダーに印をつけてください。これが、決断への第一歩です。

 印をつけたら、今週はそれで十分です。他のことは何もしなくて構いません。

 その印を見たとき、あなたの気持ちに何か変化は生まれるでしょうか。1週間後に、ぜひ教えてください。