ニューヨーク州で23日、11月の米中間選挙に向けた民主党の予備選が行われ、ニューヨーク市の選挙区では、アメリカ民主社会主義者(DSA)が圧勝した。これは風変わりな同市ならではの結果と片付けてしまいたくなる。確かにそのような側面はあるが、それだけではない。ゾーラン・マムダニ市長が推す左派候補たちの勝利は民主党を、そして恐らく米国の政治を変えるだろう。連邦下院選予備選でマムダニ氏の支持を受けた社会主義者の候補3人は、現職議員2人を含む「主流派」民主党員を打ち負かした。ニューヨーク州議会選も加えると、DSA系候補8人のうち7人が23日に勝利した。これは左派に対する極左の完勝だった。予備選ではよくあることだが、確かに投票率は低かった。例えば、ニューヨーク7区の空席を巡る連邦下院選予備選では、24日の集計時点で、左派のクレア・バルデス氏がわずか3万7531票で勝利した。これは、同選挙区の登録有権者数(約50万人)の7.6%にすぎない。対立候補だったブルックリン区長のアントニオ・レイノソ氏は、引退する同選挙区選出の下院議員や党主流派の支持を得ていた。
【社説】米国の社会主義民主党
マムダニ氏系左派の台頭は民主党と米国に何を意味するか
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