プロテインは動物性と植物性、どちらを選ぶのがいいのかプロテインは、大きく分けて「動物性」と「植物性」に分類される。効率よく筋肉を育てるのに向いているのは?(写真はイメージです) Photo:PIXTA

筋肉をつけるには筋トレに加えてタンパク質(プロテイン)の摂取が大切。しかしプロテインには動物性・植物性などいくつか種類がある。効率よく筋肉を育てるために重要なプロテインの種類と特徴について、現役ボディビルダーで日本体育大学教授、「バズーカ岡田」の異名を持つ岡田隆さんの著書『筋トレ効果を最大化する タンパク質戦略』(青春出版社)から、抜粋して紹介する。

どのプロテインを選ぶのがいいか――動物性vs.植物性

 プロテインを「タンパク質」として認識している人は多いが、その種類や特徴まで正確に理解している人は意外に少ない。各種プロテインの原材料や性質を整理してみよう。

 プロテインは、大きく分けて「動物性」と「植物性」に分類される。

 動物性は牛乳由来が主流で、「ホエイ」と「カゼイン」の2種類に分かれる。ホエイは牛乳タンパク質の約20%、カゼインは約80%を占めており、それぞれ性質が異なる。

 ホエイは「乳清」のことで、ヨーグルトなどで見かける上澄みの液体部分だ。水溶性で、消化・吸収が速いのが特徴。トレーニング後のゴールデンタイムに素早くアミノ酸を筋肉へ届けるには、この吸収速度の速さがきわめて重要になる。

 カゼインは、水に溶けにくく、胃酸で固まるため、吸収がゆるやか。そのため、腹持ちがよく、食事で長時間タンパク質が摂れないときなどに向いている。