ホルムズ海峡の航行を自由化する米国との暫定合意により、イラン政権は迅速に資金を得られることになっている。しかし普通のイラン人にとって、経済的な苦境の緩和にははるかに長い時間がかかるとみられる。トランプ米政権が先週、イランが原油を販売しドルで代金を受け取ることを認める制裁免除措置を発表したことで、イラン政権が切実に必要としている外貨を数十億ドル規模で獲得する道筋が開けた。タンカー追跡業者によると、イランの原油輸出は最近の攻撃の応酬にもかかわらず、すでに増加し始めているという。アナリストらは、原油販売だけで今後2カ月間にイランが最大100億ドル(約1兆6000億円)を得られる可能性があると試算している。イランにとってもう一つの明るい兆しは、双方が直近の戦闘を終結させ協議を再開することで合意したと米国や他国の当局者が述べていることだ。
イラン原油マネー復活へ、市民への恩恵は遠く
新たな資金が流入しても普通のイラン人の生活はほとんど改善されない見込み
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