まだ完成版を目にした人がいない段階で、史上最も愛された映画の一つが、たった1行のコードによって永遠に失われそうになった。窮地を救ったのは、思いもよらない登場人物たちだ。しかもそのうち一人は生後6カ月の赤ちゃんだった。映画のデータが消えずに残っていた唯一のコンピューターが、ボルボのステーションワゴンの後部座席に固定され、ピクサー・アニメーション・スタジオに丁重に運び込まれた。こうして映画はようやく危機を脱した。このコンピューターには、数十億ドルの価値がある知的財産が保存されていた。ウッディ、バズ・ライトイヤー、それにミスター・ポテトヘッドだ。「トイ・ストーリー」は、ずいぶん前から私たちの生活の一部になっており、子どもの頃に1作目を見た大人たちが、自分の子どもを連れて最新作「トイ・ストーリー5」(日本での公開日は7月3日)を見に行くほど浸透している。この5作目は、「おもちゃVSテクノロジー」という、現代の子育てと子ども時代を巡る、まさに今の時代を象徴する対立を描いている。
1行のコードで消滅しかけた映画「トイ・ストーリー」
本編以上に興味深い裏話があった
特集
あなたにおすすめ







