天国と地獄!
たかがあいさつで、ここまで差がつく
O社のリーダーは退社前に必ず、「そろそろ失礼します」とあいさつするので、声が聞こえたときにX課長は、「帰る前に教えてほしいことがあるんだけど……」と呼び止め、必要なコミュニケーションを交わすことはできました。
しかし、P社のリーダーはあいさつせずにフロアから立ち去ることが多く、X課長からすれば、「居てほしいときにそこに居ない」と感じることが多かったのです。
必然的に、X課長はP社よりもO社のリーダーへいろいろな悩みを相談することが多くなり、新しい仕事が発生した際には優先的にO社からの増員を依頼するようになりました。
その結果、当初はP社とO社の支援メンバーはいずれも10人ずつだったのに、1年後には、P社は6人へ減少したにも関わらず、O社は20人という大幅増員を達成し、O社のリーダーは昇進しています。
たかが”あいさつ”ひとつで、これほど大きな差がついてしまったという一例です。
(次回掲載は、現在未定です)
◆ダイヤモンド社書籍編集部からのお知らせ◆
「膨大な仕事量を、いかに効率よく、質を落とさずやるか」。現役の外資系コンサルがやっている、仕事をサクサク片づける方法、公開!
速くて質の高い仕事をするコツは、たった1つ。
それは、”仕事を「小分け」にして、「カタ」にはめる”ことです。このメソッドを具体的にいえば、
(1)仕事を切りの良い単位で、小分けにする
(2)小分けにした後は、やるべきことに注力して効率的に行う
ということです。
「仕事を一気にまとめて行うのではなく、やるべきことを分解し、1つずつしっかり処理していく」というイメージです。
これこそが、膨大な仕事量をこなし、かつ質の高いアウトプットを求められる外資系コンサルのルールなのです。上記に加えて、本書では、仕事そのものの質・スピードをアップさせるための4つのスキル、「聴く」「伝える」「段取る」「動かす」も徹底解説いたします。
ご購入はこちら! [Amazon.co.jp] [紀伊國屋BookWeb] [楽天ブックス]