企業は、経費が膨らみ始めた途端に急ブレーキをかけて支出を抑制することにかけて、実に見事な手際を見せる。 しかし、人工知能(AI)はその本能を試している。AIのコストは上昇しているが、大半のテクノロジー系のリーダーは、いずれ本物の見返りを得られると確信している。ただし、どんな価格でも許容できるわけではない最高情報責任者(CIO)らがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)リーダーシップ研究所に語ったところでは、各社はAIコストを抑制するため、クラウドコンピューティングの台頭とそれに伴うクラウド費用の高騰に対処する中で磨かれた実績のある手法など、さまざまな戦略を展開している。オンライン旅行会社プライスラインのIT財務担当シニアディレクター、クリス・リード氏は「AIの場合、エンドユーザーの手にクレジットカードを渡しているようなものだ。何のコントロールも利かなければ、あるいはエンドユーザーの知識が不十分であれば、ツケが回ってくることになる」と指摘する。