ドナルド・トランプ米大統領と他の北大西洋条約機構(NATO)加盟国首脳は今週、相違が深まる中でも結束を示すため集まった。トランプ氏はこれまで、欧州のNATO加盟国が米国によるイラン攻撃を支援しなかったことや、防衛支出が不十分であることを激しく批判してきた。また、加盟国デンマークの自治領グリーンランドを取得したいと発言し、同盟国を動揺させてきた。だが終わってみるとトランプ氏は、NATO首脳会談は「大成功だった」とし、「あの場には大きな愛があった」と述べた。2日間の会談における5つのポイントを以下に示す。トランプ大統領が2期目に同盟国への不満や脅しを公言したことは、NATOが75年以上の歴史に幕を閉じるのではないかという懸念を引き起こした。かつてソ連と対峙(たいじ)したこの同盟が存在できるのは、加盟国がそれを望む場合に限られる。アンカラから発せられたメッセージは、加盟国が依然として明確にNATOを必要としており、その強化のために多額の費用をつぎ込む意思があるというものだ。