活発な新規株式公開(IPO)や取引フロアをにぎわせ続けた相場の変動を追い風に、ウォール街は活況を呈しており、米銀大手の大幅な増益につながっている。4-6月期決算では、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックス、バンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループ、ウェルズ・ファーゴの利益は合計で490億ドル(約7兆9500億円)を超え、前年同期比39%増となり、アナリスト予想を上回った。合計の収入も20%超増加した。リテール事業全般でも業績は堅調で、米経済が家計の底堅さと経営陣の楽観的な姿勢から引き続き恩恵を受けていることが明らかになった。「これ以上ないほど良い状況に近づいている」とJPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は述べた。「ただ、それがいつまで続くかは分からない」