目的地(山)を見失わなければ、必ず近づける

このプロセスは、山登りに似ています。「目的地はあの山だ」と意識していれば、道が険しかったり、川があったり、足元が悪かったりしてすぐにたどり着けなくても、進める時に少しずつ近づいていくことができます。

1歩進んで2歩下がることもあるかもしれません。それでも、「こちらに行きたい」という方向さえわかっていれば、人はだんだんとその姿に近づいていけます。こうした地道な歩みによる変化こそが、付け焼き刃ではない「本質的な変化」として定着するのです。

憧れの人から刺激を受け、意識し続けること

もし自分を変えたいと思うなら、「自分がどう変わりたいのか」を常に頭に置いておきましょう。

さらに一歩進めるのであれば、自分の憧れの人や「こうなりたい」と思える人のそばにいて、影響を受けるのもおすすめです。近くにいる人なら会いに行けばいいですし、直接会えなくても、その人が書いた本を読んだり、講演会に足を運んだりして、その人の考え方を見聞きする機会を増やすのです。

同窓会などで、見違えるように変わっている人に出会うことはありませんか? 昔はくよくよしがちだった人が、とても明るくキラキラしている。それは、その人がずっと「こうなりたい」という目標を持ち、少しずつ変わってきた結果です。

目的地を意識していれば、自分のタイミングで必ずその方向へ進んでいけます。一方で、方向がわからず目的地を見ていなければ、どこへも向かうことはできません。だからこそ、「意識し続けること」が何よりも大切なのです。