仕事で失敗したり、人間関係で嫌なことがあったりすると、どうしても引きずってしまう。「もうダメだ」と思ったときに立ち直るにはどうすればいいのか? 話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』では、落ち込んでも立ち直りやすくなる「ものの見方」や「考え方」を多数紹介。今回は、本書の中から一部抜粋・再編集してお届けします。
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ベスト1:「不安な出来事」を「事実」「解釈」「学び(教訓)」に切り分ける
うまくいかないことがあると、つい感情的に捉えてしまいがちです。
たとえば、上司にメールをしたのに返事がなかなかないと、「自分が変なメールを送ってしまったのかな」「嫌われているのかも」と出来事そのものよりも「解釈」で心が振り回されてしまうんです。
そんなときは、「事実」「解釈」「学び(教訓)」の3つに分けて振り返ってみるのがおすすめです。
出来事と感情を一度切り離すことで、冷静に整理でき、次への一歩が見えやすくなります。
具体的には次の3つの質問をしてみることです。
Q1「具体的に何が起きたのか?」
ここでのポイントはいっさいの主観・解釈を排除すること。
(例)「午前10時に上司に仕事の相談のメールをしたのに、午後6時になっても返信がなかった」
Q2「それに対してどのような解釈が可能か?」
ここでのポイントは、思いついた1つの解釈に飛びつくのではなく、複数の解釈ができると気づくこと。少なくとも3パターンぐらいの解釈を出してみましょう。
パターン1 自分は無視されている
パターン2 上司は忙しくてまだメールを見ていない
パターン3 上司は何を求められているのかがわからず保留している
この例で言えば、上司がどのような状況なのか、実際に確認するまでは、絶対に事実はわかりません。
つまり、確認していないことは、「解釈」しか存在しないのです。
Q3「ここから学ぶことができることは何か?」
ここでのポイントは、不安になった出来事から、何かにせよ「学び」を得ること。
(例)想像で無視されたと思わず、本人に明日会ったら確認してみよう。もし会えなかったらメールで再度、よりわかりやすく確認してみよう。
これはどこにでも当てはめられる万能な3つの問いです。
できたら紙に書き出してみるといいでしょう。
自分のできないことではなく、「自分のできること」に目が向くようになる
この3つの問いを習慣的に繰り返すうちに、自分がコントロールできないことに不安になるのではなく、「自分のできること」に目が向くようになります。
そして、仮に何か失敗したとしても、「失敗」は単に「まだ学びを見出せていないものにつけている名前」にすぎないのだと気づけるのです。
「失敗」から「学び」をたくさん得られるようになると、「あー、この失敗をしてよかった」と心の底から思えるようになります。
「悲観的なものの見方」は手放せる!
不安になるような出来事が起きたら、いったん、自分の持っている「悲観的なものの見方」を書き出してみましょう。
そして、ほかにどんな解釈ができるか、広げて考えてみる。
その習慣を持っているだけで、心が折れにくくなるのです。
(本稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)











