「管理職に向かない人」が出世する
根本的な理由
『思考をアップデートする全技術 うまくいく人はなぜ、考えを柔軟に変化させられるのか?』(澤円 著、アスコム、税別1500円)拡大画像表示
デキるマネジャーは結果的に指示や命令をしているように見えても、それはあくまでリソースを最適に配置したうえで「開始ボタンを押しているだけ」です。
それなのに、なぜ彼らは勘違いしてしまうのでしょうか?
答えは日本企業のマネジャー(管理職)が「名誉職」だからです。たとえば、セールスの成績が良かったから営業部長になったり、マーケティングで能力を発揮したからマーケティング部長になったりしますよね。つまり、現場で結果を出した人への名誉として、マネジャーの肩書きが与えられている。
さらに、多くの企業では給与の階層が役職の昇降格と一致しているので、一定以上の給料を払うためには役職をつけることがマストになってしまっているのです。これは最悪のリソース配置です。
プレイヤーとしては優れていても、マネジメントの適性がない者が「◯◯部長」や「◯◯マネジャー」といった立場につくと、チームがむちゃくちゃになるからです。
しかも、当の本人たちは名プレイヤーだった成功体験があるので、部下やチームメンバーに対して「おまえら、何でできないの?」などと言い出しかねません。こんな高圧的な人が、あなたの会社にもいませんか?







