18年と23年を比較すれば、ポイントアプリ利用者の中央値の場合、18年で1週間に24種類のアプリを利用し、1日平均75回程度アプリを切り替え、270分(4.5時間)閲覧と、すでに「スマホ漬け」と言ってよいような状況であり、23年は38種類のアプリを、1日平均170回切り替え、360分(6時間)閲覧と、スマホが生活時間を支配しているような状況が窺えます。

 上位10%は、18年、23年とも利用時間は1日10時間(600分)前後と、19、20年に比べて少ないとは言え、その長さには改めて驚かざるをえません。

 ポイントアプリが、スマホ利用を加速していることが示されましたが、もちろん、ポイントアプリだけを利用しているわけではありません。

 図1-6(A)は、起動アプリの種類自体も増えていることを示します。では、どのようなアプリが、私たちを長時間のスマホ利用へと誘うのでしょうか?

ポイントアプリ利用者は
幅広いアプリを使う

 図1-7を見てみましょう。この図は、ポイントアプリ非利用者と利用者に分け、12カテゴリ(ポイント非利用者は11カテゴリ)の利用率をまとめたものです。

図1-7 ポイントアプリ利用の有無で見たアプリ利用率の違い同書より転載 拡大画像表示

 ポイントアプリ利用者の利用率(とくに17~19年)を見ると、総じて、非利用者よりもいずれのカテゴリとも利用率が高くなる傾向があり、スマホ利用が全般的に活発です。メール、ニュース、フリマはいずれも10%程度利用率が高くなっています。一方で、ゲームは利用率にさほど差がなく、ポイントアプリ利用の有無とは関連性はないようです。

 ここで興味深いのが、ヘルス、ショッピング、決済です。ポイントアプリ非利用者の場合、ヘルス2割程度、ショッピング2割強、そして決済はほぼ利用がありません。