職場で「圧の強い人」に振り回されて、しんどい思いをしていませんか? 不機嫌なオーラや強い言葉で周囲をコントロールしようとする人ですが、実はその行動の裏にはある明確な理由が隠されています。なぜ圧を強めるのか? 理不尽な相手のペースに飲み込まれず、自分の心を守りながら賢く対処する秘訣をお伝えします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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職場の「圧の強い人」に悩まされていませんか?
職場で同僚や上司から仕事の相談を受けたりする際、「圧の強い人」に悩まされているケースは少なくありません。言いたいことを一方的に言ってきたり、「これをやって」と強く指示してきたりする人がいると、職場の空気が悪くなり、しんどさを感じてうまくいかなくなってしまうものです。
圧の強い人は、自分の言いたいことを遠慮なく大声で言ったり、人が傷つきそうなことでも歯に衣着せぬ物言いをしたりする傾向があります。このようなタイプは、自分の意見をあまり言えなかったり、大声を出されると黙り込んで「大丈夫です」と引き受けてしまったりする方と、非常に相性が悪いと言えます。
なぜ「圧の強い人」は生まれるのか?
では、なぜ彼らはそこまで圧が強くなっているのでしょうか。本来の性格もありますが、基本的にはこれまでの経験から「圧を強くすることで物事がうまくいく」と学習しているからです。
言いたい放題言うことで自分の意見が通りやすくなり、意見を主張しない人の声をかき消すことができます。結果として、自分の都合のいいように環境が変わっていくというメリットを享受しているのです。さらに、「◯◯しろよ」というオーラを出すだけで、相手が勝手にビクビクして動いてくれることもあります。
つまり、彼らは圧を強くすることで「得をしてきている」のです。ですから、まずはそのペースに乗っからないことが一番重要になります。
タイプ別:「圧の強い人」への上手な対処法
圧の強い人には、大きく分けて2つのタイプが存在します。それぞれのアプローチを見ていきましょう。
1.「オーラ」で圧をかけてくるタイプ
「言わなくてもわかっているよね」「こうしてほしい」という雰囲気を出し、相手をコントロールしようとするタイプです。
このタイプへの対処法は比較的シンプルで、「空気が読めない」、あるいは「読めないふりをする」ことが大切です。「こうしてほしいんだろうな」と察しても、はっきりと口に出して言われない限りは動かないようにします。または、はっきり言われたとしても、納得がいかなければ反論すると自分の中で決めておきます。
勝手に圧を感じ取って、相手の顔色をうかがいながら動いてしまうと、「オーラを出せば都合よく動いてくれる」と思われ、相手の圧はどんどんエスカレートしてしまいます。その構造を崩すために、「言われない限りはやらない」というスタンスを貫くことが効果的です。



