部屋を片づけたほうがいいとわかっていても、仕事や家事に追われる毎日では、つい後回しになってしまうものだ。だが、身の回りの環境は、思っている以上に心や思考に影響を与えている。話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』では、「環境を整えること」が人生を整える第一歩だと説く。今回は、本書をもとにライター・清家茂樹氏に「片付ける習慣」について寄稿いただいた。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
Photo: Adobe Stock
「外部の環境」は「頭の中」とつながっている
わたしは「きれい好き」ではない。
編集者・ライターにとって「あるある」かもしれないが、仕事用のデスクの上には資料や本に領収書といった紙類が積み重なっている。デスクだけを見れば、きれい好きとは到底いえないだろう。
一方、不思議なくらい徹底しているところもある。
デスクは散らかっていても、パソコンのデスクトップにはなにも置かない。
ダウンロードフォルダも、必要なファイルだけを保存してすぐに削除する。
画面を開いた瞬間に余計なものが目に入ると、なんとなく落ち着かないからだ。
『人生アップデート大全』には、こんな一節がある。
だから、デスクを片付けることで、頭の中を整理し、片付けていることになります。」
――『人生アップデート大全』より
残念ながらわたしのデスクは散らかっているわけだが、それでも、わたしにとっての「目に映るノイズ」は減らしているようだ。
掃除や片づけとは単に部屋をきれいにすることではなく、自分の思考を整えることなのだとあらためて気づかされた。
数分の掃除で毎日が圧倒的に楽になる
先の引用部分を理由に挙げ、著者は「毎日5分だけ掃除する」ことをすすめている。
そういうことであれば、デスクまわりは散らかっているわたしにも習慣になっていることがある。
夕食を終えたら、シンクやコンロまわりをさっと掃除することだ。
飲みに行く日以外は、ほぼ毎日自炊。「後処理が面倒」だと多くの人が敬遠する揚げ物も頻繁にする。
あとでまとめて掃除をしたほうがいいと思う人もいるかもしれない。
でも、それは気のせいだ。
油汚れは時間がたつほど落ちにくくなる。五徳を焦げつかせるなんてことになれば目もあてられない。
ほんの数分でも毎日掃除するほうが、結局はずっと楽なのだ。
部屋中をピカピカにする必要はない。ただ5分だけ掃除するだけでいい
掃除というと、「部屋をピカピカにしよう」と気負ってしまうかもしれないが、毎日5分くらいであれば続けられる。
習慣とは、気合や根性で続けるものではないのだろう。
「未来の自分を楽にするための小さな工夫」と思えば、難なく続けられる。
(本稿は『人生アップデート大全』に関する特別投稿です)
編集者・ライター
1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立。ビジネス、子ども教育、プロ野球、エンタメ、マネーなどジャンルを問わず雑誌・書籍・Webメディア等の編集・執筆に携わる。











