疲れているときほど、「今日は何もしないほうがいい」と思ってしまう人は多い。しかし、その思い込みが、さらに疲れやすい状態をつくっているとしたらどうだろうか。話題の書籍『人生アップデート大全――停滞した自分を変える66の習慣』(池田貴将著)では、疲労感との意外な向き合い方を紹介している。今回は、特別に本書の一部を抜粋・再編集してお届けする。

「疲れすぎて動けない人」が真っ先に捨てるべき思い込み・ベスト1Photo: Adobe Stock

ベスト1:「動く=しんどい」という思い込みを捨てる

「身体を動かしましょう」と言うと、とっさに「身体を動かす体力がないんだけど……」と思う方もいるかもしれませんね。

でも、それは「身体を動かす=疲れるまで運動をする」という思い込みがあるのかもしれません。

まずは、「体力をつけるにはたくさん動かなきゃダメだ」「せめてこれくらいやらないと意味がない」という幻想を捨てましょう。

「今の自分」よりほんの少し、毎日1%ずつ行動量をアップするだけでいいんです。

昨日よりも少しでも動かせたらOK。常に「現状」からスタートしましょう。

動くのが苦手なら、「景色」を変えるだけでもいい

身体を動かすのが苦手な人は、まず「景色を変える」ことだけを考えましょう。

座る位置を変える、場所を変えるだけでもいいんです。

「気分転換に少し歩こう」と思えるようになったらとてもいい傾向です。

ジムに行っている人も短パン・ランニングで皇居の周りを走っている人も、「気分転換したい」という理由の方が多いです。

歩くとセロトニンをはじめとする幸せホルモンが出るので、とにかく気分がよくなります。

まずは毎日5分、空腹の状態での散歩や、食後の散歩、仕事終わりの散歩など、リラックスするために歩くのはとてもおすすめです。

一流のアスリートが採用する「超回復理論」とは?

また、「疲れるから動かない」のは、逆にエネルギーが枯渇します。

身体は常に「適応」します。動かないと、「エネルギーが要らないな」と判断されて、エネルギーの総量自体が減ってしまうのです。

身体を動かし、十分に休むことで、「エネルギーがもっと必要だ」と判断され、エネルギーの総量が増えます。

これが一流のアスリートからビジネスパーソンまで採用している「超回復理論」なのです。

(本稿は『人生アップデート大全』の一部抜粋・再構成を行ったものです)