同率1位は大手生保と損保
長時間労働やパワハラに不満

 26年1~6月に投稿数が最も多かったのは、住友生命とあいおいニッセイ同和損保で、投稿数は10件。

 両社では、長時間労働や厳しい営業への不満に加え、給与・待遇、パワハラや古い企業体質などを指摘する投稿が目立った。

 住友生命の主な投稿は下記の通り。

〈長時間労働・厳しい営業ノルマ〉
「アポイントは20時スタートも珍しくなく、拘束時間が長い。新規営業では企業のエレベーター前に立ち続ける営業にも疲れた」
「お客様の仕事終わりにアポイントが集中し、毎日遅い時間まで残業していた」
「保険に興味がない人にも営業しなければならず、厳しいノルマや成果へのプレッシャーがつらかった」
「目標達成が難しいと家族や友人への営業を勧められることもあり、強いストレスを感じた」

〈低給与・待遇への不満〉
「給与は高くなく、かなり数字を上げても追加の報酬は少ない」
「成績を上げてもインセンティブがほとんどなく、給与の低さに大きなギャップを感じた」
「指導者になって後輩の数字が増えても自分の給与は上がらず、毎年の新人育成も割に合わないと感じた」
「業務が複雑化しているのに研修体制が整っておらず、他社より勤務時間が長いのに給与は同程度か低かった」

〈パワハラ・古い企業体質〉
「上司のパワハラに耐え続けたが、異動もなく限界を迎えた。営業員を増やすため無理な採用も行い、精神的に参って辞める人が多かった」
「上の人間に古い考えの人が多く、特定の部下だけを注意するなど、ひいきも感じた」
「研修中のイベントについて十分な説明がないまま、人を3人集めるよう求められるなど、研修体制や連絡にも不満があった」

 あいおいニッセイ同和損保の主な投稿は下記の通り。

〈過重労働・メンタル不調の悪循環〉
「基本給が安いうえ仕事のやりがいも見いだせず、モチベーションを保つのが難しかった」
「業務量が多すぎる。メンタル休職者が多く、休職者の後処理でさらに負担が増える悪循環だった」
「激務で昼休みに食事をしながらメール確認や事務作業をする人も多く、有給を取っても仕事量は減らず、復帰後にさらに忙しくなった」

〈パワハラ・ハラスメントへの不信〉
「職場でパワハラを受けて休職し、復職後も別の社員から集団でパワハラを受けて再休職。別部署への復職も認められず退職した」
「男性管理職が女性社員に性的な発言をしており、女性が男性管理職に心理的に劣勢になりやすい環境だと感じた」
「上司によっては男性の育児休業に否定的な考えが透けて見えるような対応をされた」

〈サービス残業・組織運営への不満〉
「サービス残業が多く、制度も十分に整っていない。特に男性はリモートやフレックスを利用しづらいと感じた」
「理想と現場の乖離が激しく、コンプライアンス違反が起こりやすい状況だと感じた」
「損害サービス、営業、経営企画の連携が取れておらず、バランスの取れた経営ができていないと感じた」