「ほめ上手」な人は
人生で何百倍も得をする

 人と人との関係でいちばん強いのは、「認めてくれる関係」だといいます。

 ほめ上手な人は、人間関係だけでなく、人生のあらゆることがスムーズに進みます。たとえ問題が発生しても、日ごろからほめ合う関係であれば、乗り越えていけるものです。

 また、ほめ上手になると、会話が続かないときに、さりげなくほめることから話を広げていったり、相手の長所から、さまざまなことを学んだりと、コミュニケーション上手にもなります。

 ほめない人に比べて、人生で何百倍も得をしているといえるでしょう。

 いえ、最大の効果は、あなたがほめることを心がけていると、相手のいい部分が見えて、人を好きになり、心地いい人生の時間を過ごせることです。小さなことにイライラせず、穏やかな気持ちでいられるでしょう。ほめ上手は、幸せ上手でもあるのです。

 ただ、日本では、ほめる習慣が浸透しているとはいえません。人間関係が希薄になり、「ほめてもらいたい人」はたくさんいるのに、「ほめてくれる人」が少ないのが現状です。

 だからこそ、ほめる人はたいへん希少価値があります。あなたが人をほめるだけで、思った以上に人を幸せにできるし、自分も幸せになれることを実感するはずです。

 本記事では、そんなほめ上手になるためのポイントをお伝えしていきましょう。

初対面の人は
ほめポイントを見つけやすい

 初めて会った人、よく知らない人をほめるのは、簡単にできます。

 ただし、「素敵なバッグですね」「スタイルがいいですね」など、無理にほめようとしても、そのあと会話が続かず、なんだか社交辞令のようになってしまうこともあります。

 ほめてもらう側にしてみると、もう“ひと言”が欲しいのです。

 そこで、ほめ言葉が社交辞令やお世辞のようにならず、心がこもった言葉になり、しかも楽しく会話が続く、ちょっとしたテクニックをお伝えします。