(1)持ち物や見た目だけでなく、本人の“印象”をほめる
「素敵なバッグですね」とほめるのも相手はうれしいものですが、そのあと「華やかな〇〇さんの雰囲気によく合っています」と続けて本人自体をほめると、一層うれしい。「親しみやすい方でほっとしました」「目をキラキラさせてお話をされるので、こちらまで元気になります」など、自分の言葉で印象を話してくれるのも、心に残ります。
人から見た印象や雰囲気は、本人もわかっていそうで、なかなか見えていません。「自分がどんなふうに映っているのか」はだれでもいちばん興味があるのです。
ほめられると、快感物質のドーパミンが出るといわれていますが、自分の知らないことを教えてもらえると、ドーパミンが全開になって楽しい気分になってくるはずです。
私は「やさしい声が印象的です」などと声をほめられることがあるのですが、これは結構うれしいです。自分の聞いている声と、他人が聞いている声は違うといいますから、「そんなふうに聞こえているんだ」とほっとしたり、よろこんだりしています。
(2)ほめ言葉のあとに“質問”を加える
「スタイルがいいですね」のあとに「なにか運動をされているのですか?」と質問をすると、「いえ、なにもやっていないんですよ。昔はヨガをやっていたんですけど」「ヨガはいいですよね」などと会話が続き、しかも、話のなかでさりげなくほめることができます。
「肌がきれいですけど、特別な美容法があるんですか?」「仕事と育児を両立されているなんてすばらしい。時間のやりくりのコツはなんですか?」など、なんでも興味をもって聞けばいいのです。相手は「自分に関心をもってくれた」と思うはずですから。
ほめる目的の1つは、会話を盛り上げ、楽しむためでもあるのです。
身近な人へのほめ言葉は
「ありがとう」から始めよう
身近にいる人ほど、どんどんほめましょう。本当はいちばんにほめるべき相手なのです。







