阪急西宮ガーデンズの野外ステージで行われたミニコンサートなどで、歌声やトークを聴いて本格的に心をつかまれ、ファンクラブに入会!以来、私の「推し活」ライフが始まりました。

 けいちゃんの魅力は、いわゆる「演歌演歌していない」ところ。ジャズなどさまざまなジャンルを歌いこなす多才さに惚れ込んでいます。

 好きになってから、ファンクラブの会報でコンサート情報をチェックしては、あちこちへ出かけました。思い出に残っているのは、たった1人で飛行機で北海道まで赴いたこと。「推しに会いたい」という一心があれば、どこへでも行けるものですね。

 私はスマホが使えないので、情報のアンテナはもっぱら新聞とテレビです。毎朝、新聞にけいちゃんの名前がないか探しています。テレビ番組に出るチャンスは少ないので絶対見逃したくないですからね。遠方に住む妹が電話をかけてきて「今日出るよ!」と教えてくれることもあります。

 チケットの手配は、スマホが使える娘にお願いしています。昨年も娘と一緒にホテルのディナーショーに行き、素敵な思い出になりました。できないことをサポートしてくれる娘には感謝ですし、孫も「けいちゃんのおかげでおばあちゃんが元気で嬉しい!」と推し活を応援してくれています。

 ほかに趣味らしい趣味はありませんが、けいちゃんの歌を聴き、番組を見るのが何よりの生きがい。ディナーショーで買ったカレンダーをベッドの横に飾り、毎日それを眺めるだけで幸せな気持ちになれるんです。「この人のために元気でいよう」、そう思える存在がいることが、私の健康の秘訣かもしれません。

 推し活は、ただ誰かを応援するだけではありません。自分の生活が豊かになり、幸福感を味わえる素晴らしいもの。「この人いいなあ」「これ素敵だなあ」と思った小さな直感を信じて、ぜひ飛び込んでみてください。

退職後、大相撲の年間6場所を
すべて現地で観戦

【あさけのさん/60代女性】

 42年間の会社員生活を終え、晴れて自由の身に。現在の暮らしは、周囲に驚かれるほど大相撲中心です。年間6場所すべてを現地観戦するほど熱中し、日々の活力になっています。