「なんだか今は幸せじゃないな…」と悩む時こそ、実は大きなチャンス。精神科医が密かに実践しているのは、やりたいことを見つける以上に大切で、少し意外なアプローチです。日々のモヤモヤや嫌な出来事を逆手にとって、心をふっと軽くする秘訣とは? 無理なく、のびのびと自分らしく生きるためのヒントをご紹介します。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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幸せになるために精神科医がやっていること
今日は、「幸せになるために精神科医がやっていること」についてお話しします。すべての精神科医がやっているわけではありませんが、精神科医である私が個人的に実践している方法のひとつをご紹介します。
幸せにはいろいろな定義があり、そのための方法もたくさんあります。現在、私はかなり幸せな状態にありますが、いきなりそうなったわけではありません。やはり「うまくいかないな」「今は幸せじゃないな」と感じる時期もありました。
嫌な思いをしたときこそ、環境を変えるチャンス
実は、幸せを感じられない時こそ、幸せになるためのチャンスが隠されています。
やりたくないことや、嫌な人間関係に直面したとき、私たちはとりあえずその場をしのぐために、なんとかやりくりして対応しますよね。私も、うんうん悩みながらその場しのぎで対応することがありました。
しかし、私は一度すごく嫌な思いをしたら、「これはいつかやめよう、この状況から抜け出そう」と考えるようにしています。これが、幸せになるために私が実践していることです。
「いつかやらなくてもいい環境」を意識してプランを立てる
嫌なことは何度も繰り返したくない、と思うことが非常に重要です。つまり、「いつかこれをやらなくてもいい環境にしよう」と決意するのです。そして、そのためには何が必要かを考え始めます。慣れないうちは、日付を書いてメモや日記に残しておくのもよいでしょう。
すぐに環境を変えられないこともありますが、「チャンスが来たら変えよう」「少しずつやらなくてもいい方向へ持っていこう」と意識することが大切です。この意識を忘れてしまうと、いつまで経っても同じ嫌なことを続けることになり、「幸せではない」という感覚がどんどん積み重なっていってしまいます。
今すぐ完璧に幸せな状態にはできなくても、「こんなことはもうやりたくない」と思ったら、それを忘れずに「いつかやらなくて済む環境」に向けたプランを少しずつ立て始めるのです。



