希望するライフスタイルに合わせて、自分らしい働き方をデザインしていきましょう。

図表:雇用形態による収入の変動や実態をチェックしておこう同書より転載 拡大画像表示

4人に1人は定年前と
異なる業界に再就職

 再就職の場合、定年前と同じ業界・職種で仕事を探すほうが基本的には有利といえます。企業がシニア人材に求めるのは、即戦力としての働き。知識や人脈をそのまま活用できる人材は高く評価されます。ただし、ITやデザイン関連など、スキルがどんどん更新されていく業界ではシニアは不利な場合もあります。

 職種によっては近い将来、AIに仕事を取って代わられるリスクも考える必要があります。

 また、たとえば経理職のように専門分野が幅広い職種では、仕事内容は会社によって大きく異なります。簡単な入力作業だけなのか、高度な知識まで必要かなど、業務範囲は事前に確認するようにしましょう。

 いっぽうで、定年前と異なる業界や職種に再就職する人も4人に1人。実は未経験でも仕事の成功・不成功に差はないことも、ある研究データでは明らかになっています。また再雇用の場合では65歳までの雇用確保措置として、グループ会社などへ出向を打診されるケースもあります。

 50代半ばでキャリアの天井が見え、65歳で道が途絶えるのが心配なら、定年は思いきって未経験の分野へ方向転換するチャンス。何歳まで働きたいかを想定し、業界の求人状況や先輩の動向もふまえてセカンドキャリアの計画を立てていきましょう。

図表:定年前と全く違う仕事を始める人も4人に1人!同書より転載 拡大画像表示