「運がいい人」と「運が悪い人」は、何が違うのだろうか。偶然のように見える出会いやチャンスも、実は日々の小さな選択の積み重ねによって生まれていることがある。運は待つものではなく、自ら引き寄せるものだとしたら、そのためにまずやめるべきことは何なのか。話題の書『人生は気づかぬうちにすぎるから。』から、その考え方を紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「強運の持ち主」がやっていること
「あの人は、なぜか運がいい」そう感じる人がいる。
思いがけない出会いに恵まれたり、面白い仕事につながったり、行きたかった場所へ行く機会をつかんだりする。
もちろん、運には偶然の要素もある。
しかし、強運に見える人は、ただ幸運が訪れるのを待っているわけではない。
普段なら行かない場所へ行く。少し気になっていたことを試す。誘われたら、まずは参加してみる。
そんな小さな行動を重ねることで、新しい人や情報、思いがけない機会と出会う確率を、自分で増やしているのである。
一方で、毎日を同じ場所、同じ人、同じ過ごし方だけで完結させていると、偶然が入り込む余地は少なくなる。
だからこそ、「強運の持ち主」になりたいなら、今すぐやめた方がいいことは、新しいことに挑戦しないことだ。
「冒険」を日常に取り入れる
そのヒントになるのが、週末に「冒険」を2つするという考え方である。
私が提案したいのは、週末ごとに「冒険」を2つ(計画的なものを1つと、思いつきのものを1つ)することだ。ここで言う冒険とは、イベントや展示会に行く、講座やワークショップに参加する、ロッククライミングをする、単に新しい場所を探検するなど、幅広い行動を指している。
(~中略~)
日常生活に、気楽に冒険を追い求めることを取り入れてみてはどうだろう?そういう生き方は可能であり、実際にそれを実践している人もいる。だがたいていの人は、冒険とは程遠い生活を送っている。自分の時間を優先させることに心理的に抵抗があるからだ。そして、自由時間をなんとなく受け身で過ごしている。
「運がいい人」は、特別な才能を持っている人ではない。
いつもの毎日に、小さな変化をつくることを怖がらない人だ。
週末に、行ったことのない場所へ出かけてみる。
少し気になっていたイベントに申し込んでみる。
誘いを受けたとき、「面倒そう」とすぐに断る前に、一度参加してみる。
そんな小さな冒険が、新しい出会いや情報、思いがけないチャンスを連れてくる。
大切なのは、大きく人生を変えようと気負うことではない。
自由時間をただ受け身で消費するのをやめ、自分から少しだけ新しい世界に触れにいくことだ。
運を待つだけの人ではなく、運が入り込む余地をつくれる人になろう。






