「平日は仕事で疲れ果て、家に帰ってもテレビをぼーっと眺めるか、スマホをいじるだけで1日が終わる。本を読もうと思っても目が滑って頭に入らない……」。そんな過酷な「ヘトヘトな毎日」に嫌気が差していませんか。自分の成長や将来のキャリアのために時間を使いたいのに、そのためのエネルギーが1ミリも残っていない。この深刻な消耗の原因は、あなたの意志の弱さではありません。書籍『やりたいことが見つかる 世界の果てのカフェ』の中から、その理由を紹介する。(構成/ダイヤモンド社・種岡 健)
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「逆波」に立ち向かって力尽きるビジネスパーソン
私たちは毎日、職場や日常の中で驚くほど多くの「波」に直面しています。
上司の突発的な指示、無駄に長い会議、気が乗らない付き合いの飲み会、SNSの絶え間ない通知……。
これらはすべて、あなたの時間と注意力を奪おうとします。
しかし、あなたの「存在理由」や本当にやりたいこととは何の関係もありません。
それにもかかわらず、多くの大真面目なビジネスパーソンは、これらの「前から迫る波」に全力で立ち向かい、力任せに泳いで抵抗しようとします。
その結果、自宅に帰る頃には文字通りエネルギーが空っぽ(ヘトヘト)になってしまうのです。
『世界の果てのカフェ』という本では、ハワイ沖を優雅に泳ぐアオウミガメの姿を通して、この不毛なエネルギー消耗を避けるための極めて重要な教訓を授けています。
カメに追いつこうとして必死にフィンを動かしたが、すぐに力尽きてしまった登場人物は、ウミガメの泳ぎ方の真実に気づきます。
――『世界の果てのカフェ』より
波に備えて「エネルギーを温存」せよ
ビジネスにおける「逆波」とは、自分の人生に付加価値をもたらさない他者の要求やノイズです。
これにいちいち全力で対応し、抗おうとするから疲弊するのです。
アオウミガメのように、逆波が来ているときは、ただ力を抜いて浮かび、最小限のエネルギーでその場を維持すれば十分です。
無駄に抵抗せず、波をやり過ごすのです。
そして、本当に自分が情熱を注ぎたいこと、例えば「キャリアアップのための勉強」「副業の立ち上げ」「家族との大切な対話」といった「後ろから押す波」が来た瞬間に、蓄えておいたエネルギーを一気に爆発させてヒレを大きく動かします。
この緩急のコントロールこそが、限られた人生の時間を最大化するための奥義なのです。
――『世界の果てのカフェ』より
今日から、他人が持ち込んでくる「逆波」に全力で立ち向かうのをやめましょう。
それは「受け流す」か「浮かんでやり過ごす」だけでいいのです。
大切なのは、あなたの本質的な活動を後押ししてくれる「追い波」のために、貴重なエネルギーを満タンに温存しておくことです。
エネルギー配分を変えるだけで、あなたの夜の時間は自分のものへと生まれ変わります。




