繰り返すが、彼女はこのとき、すでに自分で動くのも大変な状態だった。そのため、時間はかかったが、這ってオートロックを解除し、わたしたちは玄関から入ることができた。緊急時はオートロックも善し悪しだ。
いざというときに、助けに来てくれる人に鍵を預けるのがいいように思うが、それも問題だ。では、自宅の鍵を誰に預けるのがベストなのか。
警備保障会社との
契約も1つの方法
勉強会のときに50代の会員の方が手をあげて、自分の防犯対策を語ってくれたことから、皆の関心がぐっと高まった。
その方はいろいろ考えた末に、ALSOK(アルソック)の見守りサービスに契約したという。つまり、友人、身内に鍵を預けることも考えたようだが、結論が出ず、警備保障会社に鍵を預けることにしたのだ。
しかし、警備保障会社と契約するのは、1つの方法だと思うが、いくら会社とはいえ、自宅の鍵を他人に預けるとなると考えてしまう人も多いだろう。
ちなみに、セコムの場合は鍵2本を預ける。 ALSOKの場合は1本だ。1本も2本も預けるという意味では同じだがなんだか1本のほうが安心な気がするのはなぜだろうか。
これはわたしの個人的な感覚だが、警備保障会社とはいえ、どんな人が働いているかわからない。疑ったらきりがないが、制服を着た若い男に、部屋に鍵を使って入られるのには抵抗がある。
それに、わたしの場合は、自宅で倒れたまま、誰にも知られずに天国(?)に逝くことを望んでいるので、本当は見守りも緊急コールもいらないのだが……。そのつもりなのに、わたしは身内に鍵を預けているのだから覚悟がまだ足りないと言える。ただ、鍵を失くしたときには、身内に鍵を預けていたことで助かったこともあった。
見守りサービスで
異変に気づいてもらう方法も
ひとり暮らしは若くて元気なときは快適だが、世の中の治安が悪くなってくると、しっかりした対策が必要だと皆さんの話を聞いていて思った。







