稲盛和夫一日一言Photo:SANKEI

京セラ創業、日本航空(JAL)再建など数々の実績を残した稲盛和夫氏。その言葉には、経営だけでなく、仕事や人生に通じる普遍的な知恵が詰まっています。『稲盛和夫一日一言』(致知出版社)から、一日一つの言葉をご紹介します。今日の仕事や人生のヒントは、この言葉の中にあるかもしれません。

9月9日、今日は何の日?

 9月9日は「救急の日」です。

「きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合わせから、救急医療や救急業務への理解を深めるために設けられました。

 厚生労働省と消防庁などは、9月9日を含む一週間を「救急医療週間」とし、応急手当や救急医療について知識を広める取り組みを行っています。

 事故や急病が起きたとき、結果を左右するのは最初の数分間かもしれません。状況を把握し、必要な行動を選び、専門家へつなぐ。非常時ほど、冷静な初動対応が重要になります。

 これは企業の危機管理にも通じます。トラブルが発生してから対応を考えるのではなく、平時から「何が起きたら、誰が、どう動くか」を決めておく。判断基準を共有しておけば、想定外の事態でも組織は動きやすくなります。

 稲盛和夫氏も、経営のさまざまな局面で、迷ったときに立ち戻れる明確な判断基準を持つことを重視しました。

 では、9月9日に紹介する稲盛氏の言葉から、いざというときに正しい判断をするための心構えを考えてみましょう。