寝ているのに体の疲れが取れない……「もしかして病気?」と、悩んでいる大人世代の女性は多いかもしれません。でも、それは寝ているつもりでちゃんと眠れていないのが原因であることも多いのです。今回は、体を芯から休ませるセルフケアを紹介します。(監修:理学療法士・Mizuho)

寝てもすぐ疲れるのはなぜ?

「寝ても疲れが取れない人」が、今すぐほぐすべき意外な場所Photo: Adobe Stock

睡眠時間はキープしているのに、疲れが取れない。日中はボーっとするし、少し動いただけで疲れてしまう……。大人には、こうした「疲れ」のお悩みも多いもの。
疲れやすさの原因にはいくつかありますが、そのひとつは睡眠です。
睡眠は、時間も大事ですが「質」も大事。どれだけぐっすり深く眠れたかによって、疲れの取れ具合が変わってくるのです。

ぐっすり眠るにはどうすればよいかというと、自律神経をオフにする必要があります。
自律神経とは、私たちの体を「活動モード(交感神経優位)」「休息モード(副交感神経優位)」に切り替えるシステムのこと。普通は、寝る前にゆっくりお風呂に入ったり、照明を落としたりすると、自律神経はオフになって体が休息モードに入り、ぐっすり眠ることができます。

ところが、自律神経が切り替わらずオンになったままだと、7~8時間横になっても「寝た気がしない」という状態になってしまいがちなのです。
こんな風に自律神経のバランスが乱れがちな人は、耳の周りと側頭部がガチガチに凝っている可能性アリ!ここが凝っていると頭が休まらないので、睡眠時間をちゃんとキープしても疲れが取れにくいのです。

そこで今回は、寝る前にすぐできる簡単なほぐしを3つご紹介します!

◯耳のほぐし
片耳を指でつまんで、後ろに向かってゆっくり回します。
左右10秒間行ってみましょう。

◯側頭部のほぐし
両手で拳を握り、耳の上に当てます。
耳の上で円を描くように拳をゆっくり回します。
こちらも10秒間行ってみましょう。

◯耳上ほぐし
両手のひらの下のほうを耳の上に当て、引き上げるようにして10秒間キープします。
引き上げながら、目を閉じて深呼吸するとさらに効果アップ!

簡単なので、どれか1つでも行ってみてください。
終わったあとは頭が軽くなり、呼吸も深く落ち着いているはず。このリラックスモードのままベッドに入れば、朝の目覚めが「スッキリ!」に変わってきますよ。

監修:Mizuho
理学療法士・ユミコアトレーナー
国体選手だった祖父、父の影響で幼少期にスピードスケートを始め、大学まで競技に没頭。選手時代の経験から、ケガをしない体の使い方を学ぶために理学療法士の免許を取得。8年間スポーツ分野を中心に理学療法士として活動。ユミコアと出会い、トレーナーの道へ。病院勤務の経験もあり、理学療法士としての深い知識に基づいた効率的な体のつかい方、骨盤底筋の機能改善、姿勢矯正、産前産後のケアを得意とする人気トレーナー。