サンフランシスコとロサンゼルスを3時間足らずで結ぶという高速鉄道の建設がカリフォルニア州で承認されてから約18年。総工費は当初の計画を数十億ドル上回り、工期は何年も延びている。しかも最初の線路すら敷設されていない。プロジェクトは2008年の住民投票で賛成52.7%、反対47.3%の僅差で承認され、現在進行形のものとしては米国最大のインフラプロジェクトが始動した。法案は完成時期を2020年と定め、カリフォルニア州高速鉄道局(CHSRA)は、当初の事業計画で総工費を330億ドル(現在のレートで5兆2800億円)と見積もった。数年にわたる法的闘争やコスト超過、トップ交代、政治的対立を経て、総工費の見積もりは1260億ドルまで膨らみ、最大で2310億ドルかかるという見方もある。全線運行は早くて2040年になる見込みだ。
カリフォルニア州高速鉄道いまだ線路なし、工期も予算も大幅超過
プロジェクトを加速させる取り組みは行われているが、懐疑論も根強く、地元では「住民に提案された通りに建設されるとは思わない」の声も
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