米国は1カ月ぶりにイランを攻撃したが、この決定はホルムズ海峡の制圧を巡る攻防戦において、紛争を再び直接的戦闘に転じさせかねないエスカレーションのリスクを冒してでも勝利するという米国政府の決意を示している。米軍は、狭い海峡内の水域に機雷を敷設するロケットの発射準備を進めていたイランの発射拠点を攻撃したと発表した。イラン政府はこれに対し、米兵数千人が駐留するヨルダンに向けてミサイルを一斉発射したが、全て迎撃された。開戦前には世界の石油の5分の1の通航路だったホルムズ海峡をイランが掌握していることは、戦争中および終戦に向けた交渉において、イラン政府側の交渉材料となってきた。米国はその支配を揺るがし、航行の自由を回復するため積極的な作戦を展開してきた。
イランの機雷戦、ホルムズ制圧目指す米国の足かせに
海峡の通航迅速化求める米国の任務、水中の脅威めぐる不均衡な戦いが左右
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